エーオース

表記

 ギリシャ名:Ἠώς

 ローマ字転写:Eos

 多くの場合、「エーオース」と表記される。

性別

 女。

概要

 エーオースは、地上に棲む全ての生き物たちと神々に光をもたらす。*1

逸話

 エーオースは、アレースと床をともにしたという理由で、アプロディーテーによって、絶え間なく恋に身を焼くようになってしまった。

 エーオースは、オリオンに恋し、オリオンを攫い、デロスに連れて行った。

 さらに、ケパロスを攫い、シリアで交わった。

 さらに、ティートーノスを攫い、エティオピアに連れて行った。*2

系譜

兄弟、姉妹

後裔

アストライオスとの子*3

 エオスポロス(暁の明星)

 星辰

ティートーノスとの子*4*5
ケパロスとの子*6

*1:『神統記』p49

*2:ギリシア神話』p35,36,51

*3:『神統記』p50

*4:『神統記』p121

*5:ギリシア神話』p153

*6:『神統記』p122

*7:ギリシア神話』p101では、ティートーノス(前述の「ティートーノス」とはおそらく別人)の子とされている。