スミュルナー

表記

 ギリシャ語:Σμύρνα

 ローマ字転写:Smyrna

 多くの場合、「スミュルナー(スミュルナ)、あるいは、ミュラー(ミュラ)」とだけ表記される。

性別

 女。

概要

逸話

 スミュルナーは、アプロディーテーを崇拝しなかったので、その怒りによって父に対する恋に襲われ、自分の乳母を共謀者として、何も知らぬ父と十二夜の間臥床をともにした。しかし彼はコレオを知るや刀を抜いてスミュルナーを追った。スミュルナーはまさに捕えられんとして、神々に姿を消すことを祈った。神々は憐れんでスミュルナーと呼ぶ木にその姿を変えた。十ヶ月の後にその木が裂けていわゆるアドーニスが生まれた。*1

系譜

兄弟、姉妹

後裔

テイアース、あるいは、キニュラースとの子*2